2024.07.25

東大CREIセミナー 『モビリティサービス価値再考 ~不動産×動産の相乗効果から~ 』を8月9日(金)に開催いたします

活動記録
セミナー・イベント情報

【 概 要 】
 人口減少、少子高齢化の進展により市街地の人口密度が希薄化する中で、インフラの維持管理コストの増大や、バスやタクシーに代表される地域モビリティの確保に関する社会的課題が顕在化しつつある。こうした問題は特に人口減少が著しい地方部に焦点が当てられることが多い中、都市部においても地域モビリティは縮小・集約の傾向にある。一方で,不動産企業がエリアの利便性を高めるために独自で運行している例があるなど、方向性は都市によって多種多様であり、地域モビリティがビジネスや政策形成、街の印象に与える価値について再考する必要がある。

 本セミナーでは、都市開発・ソーシャルキャピタル(不動産)と、これまでコストとして認識されることが多かったモビリティ(動産)相乗的な価値(クロスセクター効果)について、産学官様々な視点から分析し、モビリティサービスがあることによる価値、およびその定量化について議論する。それによって、モビリティサービスが創造する街の価値と、ビジネスや都市政策に落とし込むことによる、価値の拡大について展望する。


【タイトル】  東大CREI セミナー
       『モビリティサービス価値再考 〜不動産×動産の相乗効果から〜 』

【 日 時 】   2024年 8月 9日(金) 14:00~17:00

【開催形態】 現地会場 及び オンラインによるハイブリッド開催

東京大学 本郷キャンパス [情報学環・福武ホール地下2階 福武ラーニングシアター]

・オンライン [Zoom Webinar

【プログラム】 

14:00-14:05 開会・このセミナーについて

        長谷川 大輔

       (東京大学連携研究機構不動産イノベーション研究センター特任助教)

第 一 部 [ 講 演 ] 

14:05-14:25 「モビリティの副次的効果:コストではないモビリティサービスの価値とは」

        長谷川 大輔

       (東京大学連携研究機構不動産イノベーション研究センター特任助教)

14:25-14:45 「MaaS 2.0 – 地域公共交通DXの新たな展開に向けて」

        内山 裕弥

       (国土交通省 総合政策局モビリティーサービス推進課 総括課長補佐)

14:45-15:05 「地域公共交通の利用促進が都市に与えた影響:小山市の実践紹介」

        淺見 知秀

       (前小山市都市整備部長 / みちのりHD ディレクター) 

15:05-15:25 「タクシーDXは都市モビリティの社会的な持続可能性に寄与するか?」

        織田 拓磨

       (GO株式会社 データサイエンティスト)

15:25-15:45 「2040年代を見据えた移動の価値とその定量化の意義」 

       三浦 詩乃

       (中央大学理工学部 都市環境学科 准教授)

第 二 部 [ 第一部講演者によるパネルディスカッション ]

16:00-16:50 「これからのモビリティの価値とビジネス・都市施策・運用への活用について」

       ファシリテーター : 浅見 泰司

       (東京大学 執行役・副学長/大学院工学系研究科 教授/CREI副機構長)

意見交換のための懇談会 17:00- ※事前登録制,茶菓付

【参 加 費】  セミナー,懇談会 いずれも無料

       

【参加申込】 8月 8日(木) までに Googleフォームにて要申込

       ※懇談会も同フォーム内にて申込(8月6日(火)〆切 ※延長しました)